オガサワラノスリ(学名:Buteo buteo toyoshimai Momiyama)

小笠原に生息するノスリの亜種です。
本州に生息するノスリよりも小型で体色はより白い。
体が小さいことはベルグマンの法則が考えられます。
体色は一般的に暑い地域のものはより暗色のはずです。
また、洋書図鑑ではヨーロッパのノスリ(亜種は違います)は
日本の亜種ノスリより暗い体色をしていました。
ノスリは寒い地域に行くと体色が濃くなるような印象を受けました。
食性も本州の亜種ノスリは哺乳類依存に対し、亜種オガサワラノスリは
昆虫・爬虫類への依存度が高いようです。これは体が小型でより小さな餌がとれる、
また小笠原は昆虫・爬虫類が豊富かつより長い期間で得られるという背景が考えられます。
本来クマネズミが入ってくるまでネズミ等の地上性の哺乳類がいない島だったので
当然と思われます。
現在はオオヒキガエル、クマネズミ、グリーンアノールなどの外来種も
多く食べている事からこれからの外来駆除がどのような影響が出るか注意が
必要です。
定点調査における、生息状況調査と、人為的行動による繁殖期への影響モニタリング調査を行いました。
