基盤地図情報は、平成19年に成立した地理空間情報活用推進基本法で規定され、整備されております。
国土地理院の基盤地図情報サイトより無償で提供されています。
なお、利用に当たってはユーザー登録が必要となります。
ユーザー登録後、アンケートに答え、ダウンロード画面にて必要なデータをダウンロードします。
様々な形式が公開されていますが、今回は
上記2つのデータをダウンロードします。
ご利用の回線状況によりますが、ダウンロードには相応の時間を要します。
※講座の受講中は、まず市区町村1つでトレーニングを続けてください。
基盤地図情報の閲覧及び、コンバートソフトも忘れずにダウンロードして下さい。
※弊社PCにて、講座の受講中の方はダウンロードの必要はありません。
ダウンロードデータは、ZIP形式で圧縮されています。
コンバートソフトはZIP形式にも対応していますが、変換作業は重いのでZIP形式からすべて展開しておくことをお勧めします。
1. コンバートソフト起動後、新規プロジェクトの作成をクリック。
今回プロジェクトのタイトルは、サンプルとして立川市のデータを変換するので『立川』としてみました。
2. ダウンロードした、基盤地図情報縮尺レベル2500のXMLファイルを読み込みます。
『追加』ボタンよりXMLファイル(もしくはZIPファイルも可)を選びます。
3. 保存先フォルダを任意の場所に選びます。この保存は、閲覧データの保存でありGISデータの保存先とは異なります。
閲覧するにも、やや時間を要します。気長にお待ち下さい。無事、変換が終われば
上図の様な画面が表示されると思います。
続いて、GISファイルへエクスポートします。
エクスポート>エクスポートをクリックして下さい。
GISデータである、シェープファイル形式を選びます。
今回は、座標系を平面直角座標系に変換します。地理座標系に変換したい場合は、チェックを外します。
※直角座標系の単位は『メートル』、地理座標系の単位は『度』になります。
距離や、面積等を計算したい場合は、直角座標を。
広範囲のエリアをカバーしたい場合、1~19のゾーンをまたがる場合、何よりGPSデータと連動する際等は、地理座標系を使うのが良いでしょう。
上図では、全データの全データ領域を出力としております。PCスペックに応じ、個別に吐き出す必要もあるかもしれません。
なお、ここでの出力先フォルダがGIS(シェープ)ファイルの保存先になります。