人間も自然の一部であり生態系のサイクルが健全であれば、自然を始めとする野生生物もわざわざヒトが保護するべき対象には無かったはずと考えます。
しかしながら
過度な人為的活動により、存続が危ぶまれる種がいます。
必要以上のインパクトが、与えられたのかもしれません。
共に生きる種の生活も考え、多角的なアプローチで解析を行い、どのような対策を行っていけばよいか計画立案を行います。
GISによる
現況の自然環境をより正確にデジタルで再現し、分析や解析により得た結果を通して信頼性の高い予測が行えます。
また
三次元画像等、GISの持つ多彩な表現方法により、スムーズな意思決定を促します。
大きく区分して4つの保全エリア(A~D)の内、AとBの間を繋ぐコリドーの解析。
大分のA~Dはさらに細分され、A-1~4、B-1~5となる。
植生に加え、地形的要因や道路や土地利用等の人為的要因からコストを分析。
緑(低コスト)~赤(高コスト)で、加重コストを示す。
黒い線で囲われた範囲が、緑の回廊(コリドー)の候補。
人間にとって『都道府県・市区町村界』が存在するように、野生生物には『集水域(ウォーターシェッド)』が存在します。