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理念

古来より日本の人々は、豊かな恵みを与えてくれる自然に深い感謝と畏敬の念を抱いてきました。
土地を守る神を祀り、自然や野生生物を神聖なものとする思想のもと、日本固有の自然との共生の在り方が発達したことは現在の天然林や里山、鎮守の森といった四季折々の多様性ある自然環境を育んだ一つの要因と言えるでしょう。

一方、西欧諸国では、自然は、人々が管理すべき財産であると考えられてきました。
その結果、環境保全や野生生物管理が発達して国立公園やレンジャーといったシステムなどが 生まれました。

過去において我が国は、西欧を含む海外の思想を取り入れる段階で、自然をいかに利用するかということを考えるようになりました。日本は自然という財産の消費を行っても、危険が及ばないよう管理や保護する責任を、今ほど感じていなかったと考えられます。

世界的にも環境保全の必要性が叫ばれている今、北欧諸国やドイツなど、環境先進国と称される国々から最先端の保全方針や技術が、我が国にも導入されています。
しかし西洋的な思想に基づく方針や技術を、そのまま取り入れるだけで、日本の自然環境をはじめそこに生息する生物達を保全することが出来るのでしょうか。

美しい日本の自然を守り、豊かな共生関係を取り戻すためには、西洋の進んだ環境保全の知恵と技術に加え、日本の風土や文化を踏まえた、固有の方策を生む必要があると、私達は考えます。

忘れてはならないと感じるのは、自然への畏敬の念。

フィールドインテグレーション

環境保全を行うには、正確な現状把握と将来予測が必要不可欠です。
新たに導入されたGISは、膨大な量の情報処理・解析能力と、多彩な表現力を持つため 自然環境や野生生物の調査によって得る結果の評価に大変有効です。

しかし、既存の調査によって得られるデータと、GISを用いた環境評価に必要なデータが一致するとは限りません。
調査表においては、一見一致しているかに見えるデータも、GISで扱う上ではデータタイプ(テキスト、整数、小数等)によって全く異なったデータとして認識されてしまいます。

これでは正しい処理をする事ができず、時としてその事に気付けない場合もあります。
結果として最も精度の低いレベルでのデータ処理、または一定レベルを保つ為に、データを切り捨てて処理しなくてはなりません。
この様な問題を回避する為には、調査現場において、GIS特有の作業工程を理解し、データ収集を行う必要があります。
一方、GISを使用する上では、現場で得られるデータの精度を理解して環境評価を行う必要があるのです。

調査とGIS、それぞれに精通するジェネラリストを加える事で、限られた時間内にGIS処理に耐え得る精度と質を維持しながら、最大限のデータ収集・処理を可能とします。
各分野のスペシャリストがジェネラリストを架け橋に統合される事によって、信頼性の高いアセスメント・コンサルティングが実現できると考えます。

それがNeWsの目指すフィールドインテグレーション(分野統合)です。

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